シタールとタンプーラの知る人ぞ知る関係

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シタールとタンプーラの知る人ぞ知る関係 シタールという楽器は、非常に音が狂いやすい楽器だ。演奏時間前に練習で奏でたであろうにもかかわらず、演奏直前にまた調律、所謂チューニングに入る。客席も埋まり、出演者も舞台の上に居るのに、中々演奏が始まらない。二階層になっている弦の複雑な構成のためなのか。
 演奏中にも、時々調律をしている。それが調律とは思えず、タブラの合わす調子に、一つの音楽の流れの中にうまく溶け込んでいるのがなんとも不思議だ。
 このシタールの音調整の基準となっているものに、一定のリズムを繰り返し奏でるタンプーラの存在がある。野球で言えば投手と捕手。謂わば良き夫婦のような関係か?
 写真右がシタール、真ん中がタンプーラ、左端はタブラ。これにタブラという打楽器が加わり、演奏が構成されていく。
 シタール奏者は、かの有名なアミット・ロイの愛弟子、掛川市在住の杉本伸夫さん、タンプーラを奏するは、同じく掛川に住まう住田祥子さん、タブラを敲くのは、このコンサートツアー「銀の系譜」のために遥々インドから来日した、国際的に幅広く活躍中のAshis Paulさん。11日の浜松公演、そして12日には静岡公演が間近に迫ってきた。益々ボルテージ高まる彼らの演奏が楽しみになってきた。

え?、どんなコンサートかって?
詳しくは、銀の系譜のホームページでご覧ください。



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