講談をじっくり聴こう見付寄席

カテゴリー │芸術・文化

見付寄席で口演する神田鯉風さん バシッ、バシッと、張り扇で釈台を叩く音が響く。決して憎くて叩いているんではない。話しの調子を取るために叩くのだが、時には眠たそうなお客さんの目を覚ます目的も兼ねるのだそうだ。

 講談師の人数は全国で7~80名というから落語家の数に比べると約1割、非常に珍しい希少価値の高い職業なのだ。 落語会は、全国彼方此方の地方都市でも結構沢山開かれているが、地方で講談会というのは余りない。 毎年4月に、磐田市見付で行われる見付寄席は、地方都市で定期的に講談が聴ける、数少ない機会なのだ。

 神田一門の鯉風さん。今年は、日本放送協会・大河ドラマの主人公「直江兼続」の話で全国各地から引っ張りだこの忙しさだそうだ。今月も色々な方面から声が掛かっているが、見付寄席のこの日だけは、毎年欠かさず予定を空けてくれている。

 さて、今年の出し物は?
 これまで、赤穂義士伝や大岡政談、相撲の話に、徳川家康公、創作物のしっぺい太郎や鳥人幸吉など、色々聴いてきたが、今年は何を聴かせてくれるのだろうか?

 「あらかじめお知らせしておいた方が良いでしょうか?」
 「いや、当日のお楽しみとしましょう。」

今年の見付寄席は、明日4月25日(土)に、以下の予定で行われる。

「第五回見付寄席」
■日時:平成21年4月25日(土) 13時半からと16時半からの2回公演
■会場:大見寺・大広間(見付公民館前/静岡銀行見付支店東側を北へ入って斜め左)
■入場料:一般2,000円(前売1,800円)、学生1,500円、小学生800円
 ☆未就学児童は父兄同伴に限り無料。
■出演:落語家真打・三遊亭圓王師匠、講談真打・神田鯉風先生、落語家二つ目・三笑亭可女次さん。
■前売販売所:大孫さま(東坂町・日本料理)、㊥大橋商店さま(宿町・酒店)、高桑時計店さま(宿町・時計宝石)、井口製菓さま(宿町・菓子店)、三友庵さま(馬場町・蕎麦店)、見附いっぷく処さま(馬場町・諸々販売)、又一庵さま(西坂町/美登里町・菓子店)、Rosyさま(西坂町・アロマテラピー)、玉華堂さま(今之浦四丁目/東町・菓子店)、いわたネット協同組合(久保町/団体)

前売りの予約は、ホームページからでも受付けているそうだ。
見付寄席前売り入場券ご予約フォーム

 



タグ :講談講釈

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この記事へのコメント
いよいよ明日ですね♪
とっても楽しみです~

(こちらのブログの紹介記事で
お写真を使わせて頂きました。)
Posted by Rosy☆魔女F at 2009年04月24日 11:58
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