拓大の井尻先生、浜松で講演

カテゴリー │拓大

浜松で講演する井尻千男拓殖大学日本文化研究所長 21日夜浜松で、拓大日本文化研究所長の井尻先生の講演が行われた。
 市場原理だけを追求する今のわが国の現状に、行き着く先は日本という集団の滅亡であると警鐘を鳴らし、市場原理と共同体原理の二元論を説き、この二重基準を受け入れ使い分けていく必要性を語られた。(それこそが人間であると)
 そして、共同体や連帯感が、政治知らずの政治家たちにより、市場原理の一言で破壊されて行く今日において、それを食い止め、蘇生させる道標を示していただいた。

 郷土愛を育むこと。
 公への連帯感を養うこと。
 その神髄は「運命愛」だということ。
 まずは大人が、お国自慢を子どもに語れるようになろう。(郷土の歴史、文化、人物など。)
 地域循環を促進しよう。(地元のお店で買物をする。地元の物を消費する。)
 等等、日常の生活の中で、無理なくやれることはたくさんある。

 

 予定時間を超える1時間半でもまだ語り足りない井尻先生であった。
 途中端折らなくてもよいように、たっぷり時間をとって、
 次は拓大学友会静岡県西部支部でも、一般公開で、井尻先生のお話を聞く機会を計画したいと思っている。



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この記事へのコメント
昨日は講演に来てくださいましてありがとうございます。
聞いてくださいました通りこれが今の日本の現状なのでしょうか?
我々は少しでもこのような事に理解と共鳴をしてもらいたいと思い日々の活動をしています。
そんな中、この講演を聞いてまた理解していただいて大変恐縮です。
まだ拓大には素晴らしい識者が大勢います。
先生もその中の1人ですが、特これからはOB学友にはこのような機会を利用してもっと真の政治に目覚めていただきたいと思います。
学友会そしてこの地域及び国が覚醒していってくれれば本望です。
Posted by 小畑邦夫 at 2006年07月22日 13:12
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