2011年10月27日21:08

磐田市内の料理店有志で作る「大好きいわた」は、11月12月に予定している共同企画メニュー「海老芋コロッケ」の発売に先立って、磐田市豊岡地区の海老芋農家を訪問し、海老芋の勉強をさせて頂きました。
海老芋は、京料理の伝統野菜の一つ(京野菜)で、磐田では、昭和のはじめ頃、旧豊田町(井通村)気子島で栽培がはじまり、流用地区、豊岡地区へと広がり、昭和40年頃には、全国の約8割近くを生産するようになっていたそうです。
豊岡地区は、養蚕農家が海老芋栽培に転換。土が良く、豊富な天竜川の拭く流水に恵まれたため、海老芋に適した産地となったようです。
海老芋は、親芋、子芋、孫芋、種芋とあり、生産者は、子芋を如何に良い品質に仕上げるかに心血を注ぎます。7、8月の暑い時期から、繰り返し繰り返し株元へ土寄せをしながら、親芋から伸びてくる葉を切り取り、栄養分の子芋への集中を図ります。
この農家(ファーム新貝)さんの株を見てみると、親芋よりも子芋の方が大き目になっています。普通、商店などでは、子芋の3倍位の大きさの親芋を良く見かけますが、売り物にならない親芋をここまで小さく抑えて、良質の子芋を作るのに、数多くの手間と工夫を掛けているということがよくわかりました。
商品価値の低い親芋を、どう活かして使っていくかも、これからの課題でしょう。どうすれば美味しく調理できるかも考えて生きたいと思います。
11月からは、参加各店から、工夫を凝らした「海老芋コロッケ」が提供されます。お楽しみに!
「大好きいわた」の構成員は、ハーモニーさん、アンジェロさん、ぶんぶくさん、とらやさん、醍醐荘さん、なかやさん、沖之寿司さん、そして魚有です。
大好きいわた海老芋視察研修≫
カテゴリー │食材
磐田市内の料理店有志で作る「大好きいわた」は、11月12月に予定している共同企画メニュー「海老芋コロッケ」の発売に先立って、磐田市豊岡地区の海老芋農家を訪問し、海老芋の勉強をさせて頂きました。
海老芋は、京料理の伝統野菜の一つ(京野菜)で、磐田では、昭和のはじめ頃、旧豊田町(井通村)気子島で栽培がはじまり、流用地区、豊岡地区へと広がり、昭和40年頃には、全国の約8割近くを生産するようになっていたそうです。
豊岡地区は、養蚕農家が海老芋栽培に転換。土が良く、豊富な天竜川の拭く流水に恵まれたため、海老芋に適した産地となったようです。

この農家(ファーム新貝)さんの株を見てみると、親芋よりも子芋の方が大き目になっています。普通、商店などでは、子芋の3倍位の大きさの親芋を良く見かけますが、売り物にならない親芋をここまで小さく抑えて、良質の子芋を作るのに、数多くの手間と工夫を掛けているということがよくわかりました。
商品価値の低い親芋を、どう活かして使っていくかも、これからの課題でしょう。どうすれば美味しく調理できるかも考えて生きたいと思います。
11月からは、参加各店から、工夫を凝らした「海老芋コロッケ」が提供されます。お楽しみに!
「大好きいわた」の構成員は、ハーモニーさん、アンジェロさん、ぶんぶくさん、とらやさん、醍醐荘さん、なかやさん、沖之寿司さん、そして魚有です。