アムチ小川が磐田薬草公苑を視察

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磐田薬草公苑を視察する小川康氏と案内役の寺田正春氏

 チベット医学文化圏以外ただ一人のアムチ(チベット医)である小川康さんが、浜松市・ぷらっとほーむ浜松での薬草講座を終え、翌朝訪ねたのは、磐田市の薬草公苑。

 昭和50年頃のこと。旧豊岡村、当時の藤森常次郎村長肝いりで、村民の健康のためと開設されたこの薬草公苑。これぞ生涯の天職と思い、奉職した寺田正春さんに案内され、小川康さんが視察に訪れた。

 磐田薬草公苑は、藤森村長退任以降、その運営は継承されず、16年間放置された状態だった。荒れ果てた公苑の現状を憂う有志の働きかけによって、漸く行政も腰を上げ、最近になって整備の予算が設けられた。

 まだ整備も着手し始めたばかり。小川さんと寺田さんは、整備の方向性や、今後の活用の仕方について意見を交わし、この日の午後設けられた、磐田市での薬草講座は、老若男女多岐にわたる参加者を交え、意義深いものとなった。

 薬草公苑と寺田正春さん。この二つの宝物を核にして、アムチ小川や市民を交えながら、これから長い「磐田薬草物語」が始まる。


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この記事へのコメント
初めてコメントさせていただきます、講演会に参加させていただきました大下りつこです。ぎょゆうさんのブログでアムチ小川先生のことを知ることができまして、豊岡の薬草公苑の存在も知りました。改めまして、ありがとうございました。
昨日は、うちの干してあった大量のどくだみをハサミで細かくし、ジップロックに詰め梱包し、親戚の叔母におくりました。どくだみを40年以上飲み続ける叔母は85才ですが、六十代にみえます。薬草恐るべしと思う結果だと思ってます!
Posted by せせらぎ at 2011年07月03日 08:19
せせらぎさん
先日はありがとうございました。
継続した薬草講座にしていきたいと思います。
次回も是非ご参加下さいね。
Posted by ぎょゆう at 2011年07月19日 14:17
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