ららぽーと磐田のおもろカレー

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 ららぽーと磐田のフードコートに、ラ・カンティーナが出店し、カレーを売っている。
 イタリア料理をやめてしまって、カレー屋になったのではない。シェフが最近力を入れている地域興しの一環で生まれた磐田の新名物「おもろカレー」を全国へ発進しようという取り組みだ。
 勿論、カレーばかりやっているのではない。シェフが工夫を凝らした美味しいメニューが顔を揃えている。


タグ :豚足オモロ


 

磐田名物おもろカレー物語( に)

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磐田名物おもろカレー ≪磐田名物おもろカレーは、こうして出来た( 1)より続く≫
 私が喜多八へ誘い出したその中心人物とは、テレビ番組にもよく登場する有名料理人である。彼はかねてから地場の食材を生かした料理にこだわりを持ち、磐田の独自性はどうすれば大衆食のカレーに表すことができるのかと、悩んでいたところであった。

 磐田に生まれ育ち、修業時代の数年を除いて、ずっと磐田で生き続けてきた男だ。磐田のことは何でもわかっている積もりだったのに、この味は何だ。洋食の世界に身を置いて一流を目指してここまで突っ走ってきたこの男に、忘れていた懐かしい味が蘇ってきた。
 おもろを口にして無口になった料理人の表情が、その感慨の深さを物語っていた。

 そして、数か月。
 おもろは、この男の中でどのように料理されたのか?
 舞台は移る。



 

磐田名物おもろカレーは、こうして出来た( 1)

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平成19年度が始まって間もない頃、カレーをB級グルメの柱にと、当時の鈴木望磐田市長の号令一下、磐田カレープロジェクトが始まったのだが、元々日本全国どこででも食されているカレーに、磐田ならでわの接点は作りにくく、方向性が定まらないまま日々は過ぎた。

元来、磐田においてB級グルメの筆頭なるものは、おもろをおいて他にはないと思っていた私は、同年11月のある火曜日の夜、いわたブログ村の会場から、同プロジェクトの中心人物を、おもろの老舗・喜多八へ誘い出した。

さて、それからどうなったのか?




 

藍のおもろ

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 地場の新鮮な魚を売りにしている今之浦の「藍」にも、おもろはある。
 時折注文するお客さんの声を聞く。
 「大将、おもろ!」
 昨年、放送協会の番組でも取材を受けた店だ。
 (番組の名前は、ふじやまテレビ)


タグ :オモロ豚足


 

たるますのおもろ

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たるますのおもろ 磐田の居酒屋はどこの店へ行っても大体「おもろ」がメニューに載っている。
 ここは西坂町の「たるます」
 醤油味で、焦げたところがまた旨い。





 

笑える旨さ、おもろカレー

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ここが元祖と言っていいだろう。オモロが入った「おもろカレー」地場の野菜と合わさって、まろやかな味に仕上がっている。これが「磐田カレー」だ。
ラ・カンティーナにて。




 

カレー味のおもろ

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おもろカレーが流行っているが、こちらは、カレーを塗して焼いている、カレー味のおもろ。
まち起こしに一役をと、磐田駅前「だら」の大将が考えた新作料理。




 

秀八の「おもろ」

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秀八のオモロ 磐田では、どこの居酒屋へ行っても必ずといっていいほど「オモロ」がある。
 ここ秀八のオモロは、学生時代からの馴染みの味。
 醤油ベースの出汁でやわらかく煮込んで、炭火で炙る。 絶妙の旨さ。
 写真は食べかけの「おもろ」。

 秀八のほか、喜多八、赤城が有名だ。

なぜオモロって言うか?
こちら」をご覧ください。




 

赤城の「オモロ」

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「オモロ」は、磐田独特の食文化で、他の地域には見られない。
これはそれほど古い話ではない。大東亜戦争直後の磐田駅前の屋台店から始まった。その伝統を今に残す店は、喜多八、秀八、赤城の3店(と聞く)。それぞれにこだわりがあって、独自の味を守っている。
その中の一つ、「赤城」のおもろがこの写真。味わいの程は内緒。ご自身で確かめられたし。(おいしいよ!)
「赤城」は、磐田市中町(天平通り細い路地裏にあります)




 

「おもろ」い味やで!

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 豚足を醤油ベースのたれで煮込む。
 お店によっては、軽くあぶって塩胡椒。またはシッカリ焼いてカリッと食べる。
 お店によって独自の調理方法がある。
 このおもろも、カレーの店倫の女将さん手作りの味。
 ”おもろ”は、終戦直後の磐田駅前の屋台店で、
 大阪から帰った××××さんが、『おもろい味やで』と言って売り出したのが始まり。
 それがいつしか、”おもろ”という料理の名前になって定着した。
 今では、この遠州では、豚足の事を総称して”おもろ”と言ったりもする。