人間国宝が彫る屋久杉

カテゴリー │アジア小路

人間国宝が彫る屋久杉 インドのハリアナで木彫りの名人が、屋久杉を彫る。
 屋久杉は、今では国の天然記念物となり、伐採は禁じられている。
 どうして、屋久杉がインドにあるの?
 誰かが不正に伐採して持ち出したのだろうか?
 否、そうではない。
 随分昔に伐採された切り株や倒木で、地中に埋まっているものが、毎年掘り出されている。
 これが年1回セリに出され、約30人の権利者が入札したものが流通している。
 主に、工芸品の材料とされているが、その破片を集めて、インドへ持ち運んでいる男がいる。
 鹿児島出身で、アジア各地で柔道指導をしている三浦守だ。
 日本の屋久杉を、インドの人間国宝が彫る。
 この屋久杉土埋木の破片は、南インドの白檀の鎖が付けられ、素敵なネックレスに変身する。
 インドやタイでの柔道指導は、全くのボランティア。柔道チームを度々日本へ連れてくるのも、支援者の寄付や、この販売で得られた資金が元手となっている。
 三浦守の活動については、日印友好協会のホームページを参考にされたし。
 
 



同じカテゴリー(アジア小路)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
人間国宝が彫る屋久杉
    コメント(0)