荒くれ男たちの忘年会

河東一九郎

2005年12月11日 02:36

 あの頃は、全国各地から、やんちゃ坊主ばかりが集まってきた。 ちょっと人より血の気が多いだけの連中だ。 この遠江からも多くの猛者が行った。
 在学中は1年違えば口も聞けない世界。3年違えば、恐ろしくて傍にも寄れない時代。それも今では懐かしい思い出。和気藹々の中、話の舞台は忽ち20数年前の拓大に遡る。
 最初は遠慮がちな後輩の語り口も、お互い40を過ぎれば今は同世代だ。進む杯に心も解け合い、最後は我々の愛唱歌『蒙古放浪歌』で締め括る。

関連記事