マルキの芋切干し
毎年こいつが町に出てくると、「また今年も冬が来たなぁ」と思う。
芋切り干しは、今では茨城県が有名な産地だそうだが、茨城県の芋切り干しの歴史を調べてみると、明治時代に遠江から伝わったという記述がある。
磐田では、江戸時代からサツマイモの栽培が盛んになり、保存食として切干が始まり、明治から大正、昭和のはじめににかけての時代には、国内はもとより、台湾や朝鮮にも出荷する、芋切り干しの一大産地だったようだ。
その磐田原も時代の波の変化に押し流されて、今では生産者も少ない。そんな中、
マルキさんは、伝統の芋切り干しを守り続けている。
この文章を書くにあたり、「
エムターンさん」の『
磐田のさつまいも』を参考にさせて頂いた。
※マルキの芋切り干しは、
いわたブランドで買うことができる。
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