遠江を喰う!

河東一九郎

2005年11月09日 01:21

 河豚(フグ)には3つの皮がある。外側にある皮、身との境をなす身皮(三河)、そしてその間を占めるのが遠江(とおとうみ)。外側の皮はやはりそのまま”皮”というそうだ。身に近い”身皮”、その間の皮はなぜ”遠江”なの?都から遠いからだそうだ。
 河豚の都ってどこだろう?この素朴な疑問を投げかけた直後、この京都育ちの料理人は、もの言わず忙しそうに去っていった。
 ”遠江”は、ゼラチン質が多くシコシコしていて旨い!
 新たな『遠州ブランド』誕生のひとコマだった。

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